エッセンシャルWPF

を読みました。

WindowsFormsからWPFへとりあえず移行してみたけどいまいちハテナが頭に浮かぶしWPFを体系的に学びたい。 そんな思いで手に取りました。

序章の本書のこの文にあるように

本書は、アプリケーション開発者向けにかかれており、WPFのほとんどの側面をカバーする概念的な参考書を目指したものです。

概念的な説明が多くAPIについてはBingでググってね(意訳)と書いてあるくらいです。 また、Blendとの連携やWPFでの開発でデファクト(?)のMVVMなんかについても全くといっていいほど触れていません。

ただWPFの原則や設計の観点から日本語の書籍として学べるのはこれくらいなんじゃないですかね。 そもそも今まもとに変えるWPFの日本語書籍は壊滅しちゃってるのが...。

正直なところまだまだ理解出来ていなかったりモヤモヤしている部分も多いので振り返ったりProWPFなんかと併読しなきゃダメな感じ。 全くWPFを使った事がない人がいきなり読んでも理解しきれる?と聞かれてもうーんと困ってしまうけど、 なぜそういう記法に至ったかや裏側を垣間見ることが出来て非常に面白い一冊でした。